和歌山県下の公立高校のほぼ全てで未だにバイクの『三ない運動』が行われている。
しかも入学時に『三ない運動に同意し、違反した場合には退学処分にされても異論はない』とする書類に署名、捺印しないと入学させてもらえない。
また高校側からは高校受験前にその説明すら行われていないのが実情。
三ない運動はかれこれ40年ほど前の暴走族に憧れを持っていた生徒が多く実際に事故が多発した時代の制度であり、現在では時代遅れな考え方である。
バイクが『危ないから遠ざける』のではなく、『扱い方によっては危険なものであることを学校や保護者が教えて、子供自身がどう考えてどう向き合うのか』という過程こそが教育だと思うが。
何より和歌山県はほぼ全域が自動車やバイクがないと生活にも困る僻地なのだからもう少し学校側も考慮してもらいたい。
どうしても三ない運動を続けるというのであれば、公立高校の教師も『自動車やバイクは危険なものだ』という考えのもと、公共交通機関での通勤を実践すれば保護者も生徒も納得すると思うがw
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