私の通っていた彦根市の私立高校では、とにかく校則が理不尽なものばかりだったので幾つか紹介します。
1つ目は、学校帰りに寄り道することが禁止され、ばれたら謹慎処分、最悪の場合退学処分です。私もカラオケに行っただけで先生からきつく罵られ、一時期学校には行きたくありませんでした。
2つ目は、イヤホンで音楽を聴くことを禁止され、ばれたら没収されて捨てられた生徒もいました。なぜ音楽を聴くこと自体がそこまで制限されなければいけないのか意味がわかりません。
3つ目は、一部の先生から日に日に「クズ」、「カス」、「害児」、「死ね」などの暴言を吐かれたり、殴られたり胸ぐらを掴まれたりしました。またいじめについても見て見ぬふりして揉み消そうとするなど、暴言、暴力、嫌がらせも日常茶飯事な状態でした。
4つ目は、髪型や服装が限度を超えたように厳しく、ツーブロックにしていたりスカートを折っていた生徒は生徒指導から酷く罵られ、また地毛が茶色でも黒染めを強要され、最悪拷問にかけられていた人もいると聞いたことがあります。私も一時期髪型をツーブロックにしていたことを理由に生徒指導から暴力を振るわれました。
5つ目は、月に数回駅から学校までの通学路で先生が監視していて、歩いていただけで先生に呼び止められて怒られ、最悪な場合暴力を振るわれると言った、まるで駅から学校までが今で言う香港のような雰囲気でした。
私は高校を卒業してかれこれ数年経ちますが、今でも理不尽な校則を思い出すだけでパニック状態になります。また、私が行っていた高校は「先生の面倒見がいい」と評判の学校だったらしく、それなりの評価を受けていましたが、所詮口先だけで実際行ってみたらブラックな学校でした。もちろんこの学校を「学校」とは認めていませんし、更に言えば「刑務所」と言っても過言ではなく、私が高校に入学した2012年に放送されていたドラマ「GTO」の大門校長がいるかのような学校でした。
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