青森・山形・福島・新潟・埼玉・山梨・鳥取各県と同様に岩手県でも全公立中学校部活動強制全員加入です。生まれ育った学区の中学にはいくつかの運動部と吹奏楽部と美術部が有り、私は運動音痴の不器用少年でしたので運動部各部や美術部は選択肢から消え残された吹奏楽部に入部しましたが、楽器演奏だって人並みにできるわけが無く、同い年の部員から罵られ、後輩からも蔑まれ、それでも「転部はできても退部して未加入でいることは許されない」ので3年のコンクールが終わるまでしがみつかざるえませんでした。幸いなことに数年続いていた県大会銀賞が途絶えることが無かったのですが、もしも銅賞に終わってしまったり県大会に進めなかったりしたら私はどれほどの目に遭っただろうかと想像するたびに胸が苦しくなります。
 それでも、市内には運動部しかない中学、文化部は吹奏楽部だけの中学、文化部が有っても身体障害が無いなら運動部に入部させられる中学なども有り、それらの中学の学区で無かったことは私にとってはまだ良かったのかもしれません。部の設置や廃止は様々な要因によるので全ての学校に文化部も含めて一般的な部を数多く設置して維持して欲しいとまでは求めません。いずれの部にも入部しなくても良く、かつ、退部しても必ずしも別な部に転部しなくても良いというルールで運用していただきたいものです。
 あまり知られていないようですが、スポーツ庁は運動部ガイドラインのFAQで、文化庁は文化部ガイドラインそのもので「部活動の加入を生徒に強いることの無いよう留意しなければならない」と示してもいます。強制全員加入を続けている学校は早急に撤廃すべきだし、自治体教委も積極的に是正指導するべきではないのでしょうか。

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