フィンランドに行きたい。フィンランドで生きたい。
「先生、この校則はなぜあるのですか」「そんなこと知らん、いちいち聞かなくてよい」
日本、大丈夫かな。
フィンランドは、今や世界のトップレベルの学力を維持している。なぜか。子供を大切にして、子供の視点に立って教育をしているから。
海外と日本では厳しさの種類が違うんですよ。
富裕層や貴族の子が行く学校は何もかもが厳しいですが、日本の脳筋根性論がお得意の教師が作ったバカみたいな非科学的な校則はありません。
普通の家庭の子が行く学校でも、日本よりも厳しい規則が沢山あります。
例えば家庭で躾をされていない乱暴な子が友達に無礼を働くと、状況次第では小1でも停学になります。
行動は乱暴ではなくても、言動が乱暴であれば日本以上に厳しく指導されます。
日本みたいな冗談が通じません。
小学校入学前の教育が日本以上にとても重要になって来ます。
入学後の家庭教育も非常に大切です。
どちらかと言えば親は学校の宿題を見る事よりも、親の務めとして子供にマナー教育と人権教育をする事を求められます。
ですので、身体的特徴や肌の色等の事でちょっとでもからかえば、それはもう即校長先生と面談になりますよ。
勉強をする環境や校則は日本よりも自由です。
但し、貧困層が多く通う学校では治安も悪く騒がしくて授業が正常に行われていない等の悪い面もあります。
確かに、日本から海外の学校を見たら物凄く良く見えますが、それは良い学校だけが紹介されていて、都合の悪い紹介したくない学校は伏せられているのです。
富裕層や貴族の子が通う全寮制の学校なんかだと、制服や校舎のデザインも素敵で当然治安も保障されていますが、将来上の立場に立つ人間だという前提で教育されますので、恐らく日本のカスみたいな見て呉れだけの校則の方がまだマシだと思うかもしれないですね。
取り敢えず、普通の子が通う良い公立小中は確かに日本のその辺の私立よりも遥かに良いですが、それだけ保護者の意識が高く、幼児教育の時から幼稚園任せにはせず、小学校に入学してからも学校任せの教育をしないからこそ子供は自由な教育を謳歌出来るんですよ。
日本の親と学校に足りないものを海外から学べば、先ず真っ先にPTAの改革と親と先生に人権教育が必要な事に気付くでしょうね。
学校を卒業してからも勉強が必要なのはこういう事なんですよ。
点数を取る為の勉強以外の勉強の仕方が分からない大人が多過ぎるのです。
変なこだわりを捨てて、海外でも通用する人材を育てていかなければならない。まして、心身ともに様々な個性を持った生徒がいる中で、人種差別に繋がるような校則であってはならない。
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